パソコンの文字入力が疲れる...
高品質な打ちやすいキーボードが欲しい...
そんな方におすすめのメカニカルキーボード「ARCHISS ProgressTouch」をご紹介します。

この記事を書いた人

なんば(医師・プログラマー)
医学生時代に副業でプログラミングを始め、ThinkPadを使い始める。現在も医師の傍らプログラマーとしても活動中。エンジニアの経験を活かし、用途にあった高コスパなThinkPadのカスタマイズを分かりやすく解説します。
もくじ
ARCHISS ProgressTouchシリーズとは?
ProgressTouchシリーズは、国内のパソコン周辺機器メーカー「株式会社アーキサイト」が販売するメカニカルキーボードです。

アーキサイトは2001年に創業したパソコン周辺機器メーカーで、フラッシュメモリやモニターアームなどを販売しています。海外製品の輸入が中心ですが、自社でも製品を開発しており、「ARCHISS(アーキス)」ブランドとして販売しています。
そんなアーキサイトが自社開発しているメカニカルキーボードがProgressTouchシリーズです。

ProgressTouchは知名度こそ高くありませんが、ゲーマーやプログラマーによる使用にも耐える、シンプルかつ高い完成度のメカニカルキーボードとなっています。
高級文房具や万年筆のような存在感をテーマにつくられたハイエンドモデル「Maestro」、ポインティングデバイスを備えた「Quattro」、シンプルな実用性を重視した「ProgressTouch RETRO」、エントリー向けパンタグラフキーボード「INTRO」と4つの商品ラインナップを軸に展開しています。
基本性能を重視する方にピッタリのメカニカルキーボードとなっています。
ProgressTouch RETROを使ってみる
筆者が使用しているのはCherry MX茶軸を採用した「ProgresTouch RETRO AS-KBPD08/TBKN」です。

JIS配列に忠実なキー配列。よく使うキーボードだからこそ、直感的に操作できる素直な配列が肝心なのです。ProgressTouchシリーズには英語配列モデルも用意されています。

箱から取り出そうとした瞬間に分かる剛性の素晴らしさ。安価なキーボードとは別格のガッチリとした筐体が姿を現します。

一般的なメンブレンキーボードとは異なり、キーが沈み込んだ瞬間から反応してくれるのがメカニカルキーボードの特徴。軽い打鍵感でスコスコと気持ちよく入力できます。
キートップは2色の樹脂を組み合わせた設計となっています。シールや印刷ではないため、印字が摩耗することはありません。

ケーブルはUSB(TypeB)-USB-A。Type-C全盛期ではありますが、デスクトップでの使用ならさしたる問題ではないでしょう。PS/2変換アダプタも付属しており、レガシーなデバイスへの接続にも対応しています。

実はマルチメディアホットキーも装備されています。Fnキーを使うと、プレーヤーコントロールや音量調整も可能。キー印字はないですが、F6~F12がホットキーになっています。

足には滑り止めのゴムが付いています。デスクとガッチリ密着してくれるので、長時間打鍵していても、キーボードが動いてしまうようなことはありません。
まとめ:コスパ抜群のメカニカルが欲しいなら「ProgressTouch」がおすすめ
すでにProgressTouchシリーズを使い始めて1年以上経ちますが、抜群に打ちやすいです。
スココココ...と軽い力で入力でき、キータイプが楽しくなります。プログラミングのときにも使っていますが、ProgressTouchに変えてから明らかに疲労が軽減されました。
完成度が高い割に1万円台前半からと比較的リーズナブルなのもProgressTouchの強み。余計な機能もついておらず、質実剛健なところが好印象です。
ProgressTouch RETRO、手堅いメカニカルキーボードを選びたい方におすすめです。